サイボウズ社のkintoneが2018年6月10日より、TLS1.0暗号化による接続が無効化されております。
TLS1.0の無効化に伴い、パッケージ版の「ワークフロー (旧フォームデザイナー) kintone連携オプション」をご利用の環境ではTLSの設定変更が必要になる場合があります。
以下内容をご確認の上、必要に応じて設定変更をお願いいたします。
※クラウド版は2021年3月に、TLS1.0及び1.1の無効化済みです。
TLS1.0の無効化に伴い、パッケージ版の「ワークフロー (旧フォームデザイナー) kintone連携オプション」をご利用の環境ではTLSの設定変更が必要になる場合があります。
以下内容をご確認の上、必要に応じて設定変更をお願いいたします。
※クラウド版は2021年3月に、TLS1.0及び1.1の無効化済みです。
対象の環境
・パッケージ版「ワークフロー (旧フォームデザイナー) kintone連携オプション」をご利用の場合
・ColdFusionバージョンが「ColdFusion 2018」の場合
※「ColdFusion 2021」は、対応は必要ありません。
TLS変更手順
■事前準備
設定を誤りますとColdFusionが起動できなくなる場合がありますので、
必ず事前に以下のファイルをコピーしてバックアップしてください。
バックアップするファイル
・C:\ColdFusion2018\cfusion\bin\jvm.config
※「C:\ColdFusion2018」はColdFusionのインストール先フォルダによって異なります。
■TLS設定
- Webサーバーへログインします。
- スタート>アプリ>Adobe>Administrator からColdFusionの管理画面を開き、ログインします。
※メニューが見当たらない場合は、ブラウザーから以下URLにアクセスしてください。
http://127.0.0.1:8500/CFIDE/administrator/ - 左側のメニューから「サーバの設定>JavaとJVM」画面を表示します。
- 「JVM 引数」項目の一番最後に以下の設定値を半角空白で区切って追加します。
設定値:-Dhttps.protocols=TLSv1.2 - 「変更の送信」ボタンをクリックします。
- ColdFusion Application サービスを再起動します。
■接続確認
データソース設定より、kintoneへ接続できる事を確認します。
- 管理者アカウント(または「ワークフロー (旧フォームデザイナー)」アプリに設定権限のあるアカウント)でManageOZO3/ACにログインします。
- ワークフロー>アプリ設定>データソース設定メニューをクリックします。
- 「新規作成」ボタンをクリックし、データソースの新規作成画面を開きます。
- 「連携するマスターの種類」にて「kintone」が表示されていることを確認します。
- 「データソース名」「エンドポイント」「ログイン名」「パスワード」を入力し、「連携対象アプリ」の「アプリを検索」ボタンをクリックします。
- 「連携対象アプリ」に接続先のkintoneアプリが表示される事を確認します。
補足情報
ColdFusionサービスが起動しない場合
ColdFusionサービスを開始しても、状態が実行中にならない(停止してしまう)場合はJVMの設定に問題があります。
事前にバックアップしておいた「jvm.config」ファイルを元の場所に上書きして元に戻し、ColdFusion Applicationサービスの開始することでリカバリできます。
その後、改めて「TLS設定」の手順を行います。
ColdFusionサービスを開始しても、状態が実行中にならない(停止してしまう)場合はJVMの設定に問題があります。
事前にバックアップしておいた「jvm.config」ファイルを元の場所に上書きして元に戻し、ColdFusion Applicationサービスの開始することでリカバリできます。
その後、改めて「TLS設定」の手順を行います。