会社指定日前の自動付与と「1年」の付与が同月の勤務表申請決裁時に処理されると、「1年」の付与がされない事象について記載します。
発生対象の環境、条件等
- ManageOZO3 勤怠管理を利用中
- 有休の自動付与を利用されている
- 有休付与設定の「基準区分」が「会社指定日」かつ「勤続1年会社指定日前の自動付与」を利用されている
- 「勤続1年会社指定日前の自動付与」の「付与日を勤怠月初に繰上げる」にチェックが入っていない
上記すべての条件に合致する場合に、「1年」の付与時にのみ発生します。
例1)会社指定日が4/1、「勤続1年会社指定日前の自動付与」が「入社1か月後に付与する」の場合
入社日が「2/2~2/末」の場合に1年目の会社指定日(4/1)の付与がされません。
例2)会社指定日が4/1、「勤続1年会社指定日前の自動付与」が「入社6か月後に付与する」の場合
入社日が「9/2~9/30」の場合に1年目の会社指定日(4/1)の付与がされません。
※2年目以降の付与は問題ありません。
※「例1」の入社日が「2/1」の場合、本来は2月の勤務表申請が決裁されたタイミングで会社指定日(4/1)の「仮付与」がされますが、本問題により仮付与はされず、3月の勤務表申請決裁のタイミングで「本付与」のみ実行されます。
※「例2」の入社日が「9/1」の場合、本来は10月~2月の勤務表申請が決裁されたタイミングで会社指定日(4/1)の「仮付与」がされますが、本問題により仮付与はされず、3月の勤務表申請決裁のタイミングで「本付与」のみ実行されます。
原因
入社○ヶ月後の付与と、1年目の付与が同月の勤務表申請決裁時に付与される場合に、入社○ヶ月後の付与を優先する仕様のため
管理番号
- 管理番号:31679
- 管理番号:31685
今後の対応
ManageOZO3 3.25.0のバージョンで対応済みです
回避策1
「勤続1年会社指定日前の自動付与」の「付与日を勤怠月初に繰上げる」にチェックを入れる
回避策2
「1年」の付与を手動で登録する