積立休暇の利用を開始する際の設定について記載いたします。
法律で定められた有給休暇は通常は付与日から2年で消滅しますが、会社の定めにより消滅する有給休暇を積み立てて必要な時に使えるようにする制度です。
病気療養や育児、自己啓発、ボランティア活動等の決められた目的に対して、積み立てた休暇を利用可能とする企業が増えてきています。
①事由登録
積立休暇の事由を作成します。
※休暇種別には「積立休暇」を選択します。
休暇種別は「休暇種別登録」にて名称変更することも可能です。
②事由表示設定
日報や特別休暇申請で、積立休暇の選択ができるよう、設定します。
③積立休暇を付与
付与日数照会にて、積立休暇を付与します。
※付与日は有休の有効期限が切れた日の翌日となるため、特殊な事情がない限りは有休付与日と同じ日付(2018/4/1に付与された有休が2020/3/31に有効期限が切れた場合、積立休暇の付与日は2020/4/1)を入力します。
④有休付与設定
翌年度以降の自動付与のための設定をします。
「利用する」に設定することで、翌年度以降の有休本付与(付与日の前日の日付を含む勤務表申請決裁)のタイミングで、期限切れの有休があれば積立休暇が付与されます。
補足情報
運用ルールについて
積立休暇に振替える日数の上限や、積立可能な日数の限度などの詳細につきましては、予め就業規則で取り決めの上、設定してください。
積立休暇に振替える日数の上限や、積立可能な日数の限度などの詳細につきましては、予め就業規則で取り決めの上、設定してください。