ManageOZO3 3.21.0のバージョンで、「マスタ予約」・「経路事前設定」アプリケーションがリリースされました。
本記事ではマスタ予約と経路事前設定アプリケーションの利用方法を記載します。
本記事ではマスタ予約と経路事前設定アプリケーションの利用方法を記載します。
マスタ予約は、組織変更などに伴うグループの追加や、ユーザー情報の編集等を事前登録し、指定日時に反映させる機能です。
マスタ予約で予約できるのはシステム運用設定内の下記タブ内の設定となります。
・ユーザー管理
・グループ管理
・アクセス権管理
・運用管理>CSV操作
- マスタのコピー
現時点での登録情報をマスタ予約アプリにコピーします。 - マスタ管理アプリ内でグループやユーザーの情報を編集・登録します
※操作は「システム運用設定」で実施いただいている内容と同じです。 - 反映処理で反映日時をスケジュールするか、即時登録で反映させます。
※マスタのコピーから反映までの間、システム運用設定画面では下記操作は実施いただけませんのでご注意ください。
・グループの新規登録
・グループの削除
・グループの階層変更
・グループの表示順設定
・役職の削除
・CSV 操作
経路事前設定では、マスタ予約で設定された組織等をもとに、経路設定を実施することが可能です。
- ワークフローより編集対象の経路をエクスポートします
- 経路事前設定>新規作成を開き、カテゴリを選択、経路名を入力し、「経路設定」を開きます
※経路が作成済みの場合は、経路名をクリックします。
- 申請書類にてインポート対象のフォームを選択後、「インポート」より「1」でエクスポートしたファイルをアップロードします。
- 経路を編集し、「経路登録」を押下します。
- 設定が完了した経路をエクスポートします。
- マスタ予約の反映後、ワークフロー>アプリ設定>経路設定より「5」でエクスポートした経路をインポートします
・以下の経路アイテムは経路事前設定にて取り込み、編集することができません。
→タスク依頼アイテム 、kintone 連携アイテム 、転記設定 、CSV 出力アイテム
・各経路アイテムで、グループ識別子が未登録のグループを指定している場合はインポート ができません。
→判定アイテム 、文書公開アイテム 、メール送信アイテム、申請を許可するグループ
・インポート時に経路の「説明」「申請を許可するグループの選択」「この経路を新規文書に表示する」「申請の完了時にメールを送信」「文書タイトルを設定」も、経路事前設定で設定された内容に書き換わります。
※「申請を許可するグループの選択」の設定を反映させるためには、「グループ名識別子」の設定が必要です。
・カテゴリーは変更されません
・エクスポートからインポートまでの間にフォームが変更されている場合はインポートできません
・転記機能はエクスポート・インポートに非対応のため、反映しません