本記事では新しくなった計算項目の設定について記載します。
3.20.0より、「個別利用設定」の機能が設けられ、勤務表に表示はしないがデータ出力のみしたい、というような事も可能となります。
例えば、勤務表、残業管理、データ出力、アラートのすべてに利用する場合は、「利用区分」を「利用する」に設定し、「個別利用設定」の各項目を「利用する」に設定します。
計算式を登録します。
条件式を組むことができるため、「法定超過時間から有休取得時間を引きたい、かつマイナスの場合は0:00と表示したい」というような場合にも対応が可能です。
▼設定例①▼
法定超過時間から有休取得時間を引きたい、かつマイナスの場合は[00:00]と表示する場合
▼設定例②▼
総残業が45時間以上の残業時間を出力、45時間以下の場合は[00:00]と出力する場合
▼設定例③▼
総残業が45時間以上の残業時間を出力、45時間以下の場合は[00:00]と出力する、さらに、30分単位15分未満は切り捨て
是非お試しください。
[勤怠運用設定]ー[基本設定]ー[勤務表/計算項目パターン設定]「新規追加」または既存の設定の「編集」ボタンを押下します。
本設定を雇用区分毎、またはユーザーごとに紐づけるため、利用させたい計算項目のグループごとにパターンを作成します。
編集ボタンを押下し、設定画面に遷移します。
利用させたい計算項目を「選択済」に移動して決定>登録します。
[勤怠運用設定]ー[雇用区分設定]で雇用区分ごとに利用させたい計算項目を選択するか、
[勤怠運用設定]ー[ユーザー別設定]でユーザーごとに利用させたい計算項目を設定します。
以上の設定を行う事で、雇用区分ごとか、ユーザーごとに表示や出力させる計算項目を変更することが可能となります。
※雇用区分、ユーザー別設定の両方が設定されている場合は、雇用区分<ユーザー別設定の優先順位で設定が反映されます。