例)有休付与日=4/1、稼働日=2022/4/1
勤怠運用設定>休暇設定>付与日数照会/登録にて、以下を登録します。
稼働前(2022/3/31)までに利用した分は、「繰越」より差し引きます
・付与日数照会(画面登録)の場合
・付与日数登録(CSVデータで登録)の場合
※取り込みフォーマットは、勤怠運用設定>休暇設定>付与日数照会より出力が可能です
例①)有休付与日=4/1、稼働=2022/10/1
勤怠運用設定>休暇設定>付与日数照会/登録にて、以下を登録します。
稼働前(2022/9/30)までに利用した分は、「期中使用数」に登録します。
・付与日数照会(画面登録)の場合
・付与日数登録(CSVデータで登録)の場合
※取り込みフォーマットは、勤怠運用設定>休暇設定>付与日数照会より出力が可能です
例②)有休付与日=5/1、稼働日=2022/4/1
・付与日数照会(画面登録)の場合
・付与日数登録(CSVデータで登録)の場合
稼働日以降かつ稼働日直近(2~3か月以内)に次回の有休付与がされる場合は、「今年度」と「翌年度」の両方の年度に対して有休を付与します。
「今年度」と「翌年度」の両方の年度に対して有休を付与する理由としては、有休の「年度」と「仮付与」が関係しています。
- 「年度」
OZO3では、有休付与日を起点とした「年度」ごとに有休を管理しているため、付与がされていない年度では事前申請を含め、利用ができないようになっております。
付与日が5/1の場合、年度の範囲は5/1~翌年4/30です。 - 「仮付与」
稼働時点(2022/4/1)の今年度分としては「2021年度(2021/5/1~2022/4/30)」に付与を登録しますが、「2021年度」に付与を登録しただけでは2021/5/1~2022/4/30の範囲でしか有休を利用できず、2022/5/1以降の日付の有休申請をすることができません。
「2021年度」だけでなく、「2022年度」にも有休を付与することで、2022/5/1~2023/4/30の日付の有休申請が事前にできるようになります。
なお、翌年度の新規付与は、付与日の6か月前~1か月前のいずれかの勤務表申請が決裁されたタイミングで自動付与(仮付与)されますので、本対応は「稼働日直近(2~3か月以内)」で次回の有休付与がされる予定でなければ通常は不要です。
また、「2022年度」には「繰越」を登録していませんが、これは「2022年4月」(勤怠が末締めの場合)の勤務表申請を決裁する事で自動的に繰越処理がされるため、手動での登録が不要だからです。
ユーザーごとに付与日が異なる場合には、登録タイミングも含めて留意が必要です。
例)稼働日=2022/4/1
①有休付与日=4/1のユーザー→上記「1」と同様です
②有休付与日=10/1のユーザー
有休の年度は「付与日」が起点となります。
付与日が10/1の場合、年度の範囲は10/1~翌年9/30までですが、稼働時点(2022/4/1)では「2021年度」の範囲内のため、付与は「2021年度」に登録します。
また、稼働前(2022/3/31)までに利用した分は、「期中使用数」に登録します。
・付与日数照会(画面登録)の場合
・付与日数登録(CSVデータで登録)の場合
③有休付与日=5/1のユーザー→上記「2の例②」と同様です
上記①~③の例のように、付与日ごとに「付与年度」「期中使用数の登録要否」の検討が必要となります。
また、場合によっては、事前に付与1(新規付与分)のみを登録し、稼働後(勤怠締め後)に「繰越」および「期中使用数」を登録する等、複数回に渡って付与日数の更新を行うこともご検討ください。
(有休の消化順が「古い順」の場合は、繰越登録時に残数が更新され、繰越分から残数が引かれます)
有休自動付与の機能についての詳細は、ナレッジベース「有休について」をご参照ください。
「期中使用数」は後日の登録でも問題ありませんので、事前準備として付与・繰越を登録し、3月の勤怠確定後に期中使用数を登録するのがお勧めです。