manage 3.34.0/ManageAC 2410.0でグループ企業間で汎用ワークフローの判定を依頼できる機能がリリースされましたが、manage 3.35.0/ManageAC 2502.0にて経費、債権債務、仕訳、固定資産申請の承認にも対応します。
※会計、債権債務、仕訳申請、固定資産申請のいずれかをご契約のお客様向けの機能です。
※別途、会計グループ会社承認オプションのご購入が必要となります。
※シェアード契約により複数環境をご利用のお客様向けの機能です
※別途、会計グループ会社承認オプションのご購入が必要となります。
※シェアード契約により複数環境をご利用のお客様向けの機能です
CASE1:A社からグループ企業に稟議を申請していくケース
・A社は全ての判定履歴が表示されます
・B社はA社の判定履歴のみ表示されます(C社は表示されません)
・C社はA社の判定履歴のみ表示されます(B社は表示されません)
CASE2:A社から数珠繋ぎで稟議を申請していくケース
・A社はB社の判定履歴のみ表示されます(C社は表示されません)
・B社は全ての判定履歴が表示されます
・C社はB社の判定履歴のみ表示されます(A社は表示されません)
CASE1を例に設定手順を記載します。
- A社環境で、システム運用設定>運用管理>サーバー連携>グループ間ワークフロー設定を開きます
- A社環境で、B社に連携するためのAPIキーを発行します(クライアント名は任意)
- B社環境で、A社に連携するためのAPIキーを発行します(クライアント名は任意)
- A社環境で連携設定の「新規追加」を開きます
- 【基本情報】、【連携先の接続情報】、【連携先に許可する情報】を選択・入力して「登録します」
- B社環境で連携設定の「新規追加」を開きます
- 【基本情報】、【連携先の接続情報】、【連携先に許可する情報】を選択・入力して「登録します」
- A社環境でワークフローの経路設定を開き、「判定依頼」を選択します
- アクションに「判定依頼」を選択、接続先に「7」で「連携先に許可する情報」に登録した経路を指定します
- B社環境でワークフローの経路設定を開き、「判定依頼」を選択します
- アクションに「判定完了」を選択、接続先に「5」で「連携先に許可する情報」に登録した経路を指定します
※判定完了のアクションは、経路の最後に設定してください - 同様にA社からC社、C社からA社に連携するためのAPIキーの発行や連携設定、経路設定を設定します
- A社環境で申請し、「申請書連携」の前段階まで判定を進めます
- B社環境に申請が作成され、B社の申請の「申請書連携」の段階に、A社の判定履歴が表示されます。(※B社環境に作成された申請の「申請者」は連携先の接続先情報に設定した「ユーザーID」のユーザーで作成されます)
「申請書連携」の前段階まで判定を進めて申請を決裁します - A社環境で「1」で申請した申請を確認すると、「申請書連携」の段階に、B社の判定履歴が表示されます
- 申請書連携をする上でワークフローの全権限をもった実行ユーザーをご準備ください
- 連携された申請の申請・承認の実行ユーザーには「グループ間ワークフロー」のライセンスを付与してください
- 同じ種類のフォーム同士でしか連携できません。(例:経費精算→経費精算は〇、経費精算→出張精算は×)
- 仮払申請の精算申請および精算処理は、仮払申請をした環境でのみ可能です
- 仕訳は申請をした環境で作成されます
- 支払締登録などの処理は、申請をした環境でのみ可能です
- 申請書連携した先の経路設定で必ず承認の経路アイテムを設置してください
- 「判定完了」の経路アイテムは、経路設定の中で一番最後に設定してください
- 連携元の申請書画面から連携先の判定者変更を行うことはできません
- 連携先が多重に設定されていた場合、1つ先の判定履歴しか表示されません。(CASE2の場合、A社にC社の履歴は表示されない)
- 連携先の判定履歴で変更履歴アイコンが表示されますが詳細を見ることはできません
- 連携先の判定履歴で添付ファイル名が表示されますがダウンロードすることはできません
- 規約チェックは、経路アイテム実行時は動作しません
- 経路事前設定は未対応です
- 依頼先での追記はできません
- 「精算および取消対象」のリンクは、連携先では開けません