フレックスの運用を新たに開始する場合に必要な設定について記載します。
必要な設定
- 勤怠運用設定>勤務体系設定>変形労働設定>変形労働時間
→フレックスの過不足時間計算に用いる項目を設定します - 勤怠運用設定>勤務体系設定>変形労働設定>フレックス区分
→月所定労働時間等の詳細を設定します - 勤怠運用設定>勤務体系設定>雇用区分設定
→雇用区分を分ける場合はフレックス用の区分を作成します - 勤怠運用設定>ユーザー別設定>フレックス区分
→「2」でおよび「3」で作成した区分をユーザーに紐付けます - 勤怠運用設定>勤務体系設定>勤務体系登録
→フレックス勤務時の勤務体系を作成します
※「 勤務体系の種別の選択基準について」もあわせてご参照ください。 - 勤怠管理>勤務予定管理
→対象ユーザーに「5」で作成した勤務体系を予定登録します - 勤怠運用設定>基本設定>勤務表項目設定>フレックス表示
→勤務表に表示するフレックス関連項目を設定します - 勤怠運用設定>アラート通知設定>残業アラート
→必要に応じて、アラートの設定をします
※設定詳細については「お勧めのアラート通知設定~残業編~」をご参照ください - 勤怠運用設定>勤務体系設定>残業管理項目設定>残業管理区分
→残業管理をご利用の場合は設定します
※設定詳細については「残業管理について」をご参照ください。
※各種設定の詳細については「フレックスタイム制の対応」をご参照ください。
フレックス専用の勤務体系を作成する場合、「種別」は「時間帯」「時間数」「フレックス」のどれを選択しても問題はありませんので、それぞれの特徴を元に、運用に合わせて選択・設定してください。
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フレックス
「コアタイム」の設定が可能です。
「フレキシブル」にはフレックス時間(就業時間)として認める時刻の範囲を設定します。(フレキシブルの範囲外の時間帯は就業時間として計算されません。)
項目はすべて「時刻(時間帯)」で設定となります。 -
時間数
時間帯を固定せず、何時間就業したか、何時間残業したかという実績を計算する場合に選択します。
コアタイムがなく、月の所定労働時間超過の算出とは別に、日ごとの超過時間を算出したいというような場合には、「時間数」を選択します。 -
時間帯
就業時間、残業時間を固定の時間帯で設定する場合に選択します。
就業時間に設定された時刻を元に遅刻早退が算出される等、時刻で固定されるため、フレックスには不向きです。
補足情報