ManageOZO3 3.32.2およびManageAC2402.2のバージョンにて、個人決済型の法人カードに対応します。
個人決済型法人カードとは
ManageOZO3 3.32.1およびManageAC2402.1以前のバージョンの法人カード機能は、会社一括決済型(従業員への支払が発生しない)を前提としていた為、法人カード決済を選択した場合には申請者への支払いの処理ができませんでした。
一方、個人決済型のカードは、利用された明細は従業員の口座から引き落しがされるため、立て替え分については従業員への支払が必要となります。
概要
法人カード設定にて支払方法に「会社一括決済」と「個人決済」の選択ができるようになります。
「会社一括決済」を選択された場合は従来通り、「個人決済」を選択された場合は立替を選択された場合同様に、締登録・FBデータ作成が可能となります。
※個人決済を選択された場合は法人カード設定で科目指定が不可となり、会計運用設定>科目設定>勘定科目設定に準じます。
個人決済型カードの処理の流れ
- 申請~決裁までの流れは会社一括決済型と同じです。
なお、個人決済型のカードの場合は申請書上で「立替金額」に集計されます。(※カード金額には集計されません。)
- 申請書決裁時に経費仕訳(未払いの仕訳)が作成されます。貸方の科目は、会計運用設定>科目設定>勘定科目設定の「未払金」の科目がセットされます。
- 「個人決済」の場合は、ユーザーへの支払いが発生するため、支払区分「立替」選択時と同様に締登録が必要となります。
- 締登録時に支払仕訳が作成されます。貸方の科目は、会計運用設定>科目設定>勘定科目設定の「現金」または「振込」(支払方法による)の科目がセットされます。
- 支払方法が「振込」の場合は、会計管理>支払管理>振込データ一覧で振込データを出力します
補足情報
支払いについて
個人決済型カードの支払と、通常の立替を1つの申請書でまとめて決裁した場合、支払管理では合計金額で表示されます。
また、カード払いと立替を別の支払方法(現金と振込等)にしたり、別の口座を指定することはできません。
個人決済型カードの支払と、通常の立替を1つの申請書でまとめて決裁した場合、支払管理では合計金額で表示されます。
また、カード払いと立替を別の支払方法(現金と振込等)にしたり、別の口座を指定することはできません。