インボイス制度対応に関して、よくあるお問合せ内容を記載致します。
※元の記事:インボイス制度への対応について
Q:免税事業者との取引の経過措置対応はどのようにすれば良いですか?
A:Manageシリーズでは、経過措置を含めた仕入税額控除の計算は行われません。仕訳データ転送・汎用データ出力どちらの場合も、仕訳データに含まれる消費税額は現行通りの金額および税額にて出力されます。会計ソフト側への取込後に、再計算処理等を行っていただく想定です。
⇒今後のバージョンにて、本製品でも対応予定です
ManageOZO3 3.31.2(AC2310.2)のバージョンにて、免税事業者との取引時の消費税計算機能をリリースしました。
詳細につきましては、下記記事をご覧ください。
「インボイス/免税事業者の経過措置の対応について」
補足情報
【奉行シリーズ向け】仕入税額控除できない消費税額を本体価格に上乗せする運用について
汎用データ受入時の「仕入税額控除できない消費税額を本体価格に上乗せ」は、以下の条件をすべて満たした場合に自動計算されます。
1)本体価格に上乗せする
2)受入れる消費税額が空白またはスペース
3)消費税計算が、税込金額から自動計算
Manageシリーズから仕訳データを受け入れた場合は、仕入税額控除できない消費税額の計算等は行われず、セットされた消費税額をそのまま受け入れます。その為、上記運用ではなく、”「本体価格に上乗せする」の設定にあわせて、本体価格、消費税額を一括で再計算する運用”を推奨いたします。奉行側の設定詳細等につきましては下記のOBC様のインボイス制度運用ガイドをご確認ください。
《こんなときは》「本体価格に上乗せする」の設定にあわせて、本体価格、消費税額を一括で再計算する
1)本体価格に上乗せする
2)受入れる消費税額が空白またはスペース
3)消費税計算が、税込金額から自動計算
Manageシリーズから仕訳データを受け入れた場合は、仕入税額控除できない消費税額の計算等は行われず、セットされた消費税額をそのまま受け入れます。その為、上記運用ではなく、”「本体価格に上乗せする」の設定にあわせて、本体価格、消費税額を一括で再計算する運用”を推奨いたします。奉行側の設定詳細等につきましては下記のOBC様のインボイス制度運用ガイドをご確認ください。
《こんなときは》「本体価格に上乗せする」の設定にあわせて、本体価格、消費税額を一括で再計算する
Q:旅費交通費の特例要件への対応はどのようにすれば良いですか?
A:帳簿の摘要欄へ特例である旨の記載をすることで、要件を満たした対応が可能です。
※Manageシリーズで作成された仕訳データの摘要欄へ特例である旨を記載し、会計ソフトの帳簿の摘要欄へ連携します。
- 手順① 特例対応用の使用用途を追加
(会計運用設定>科目設定>使途設定)
※特例対応の場合、取引の相手方は常に適格事業者の想定である為、「取引区分」は「適格事業者」を選択します。
(申請書)
明細欄での使途選択時、特例対応である旨のコメントが自動的にセットされます。 - 手順② 仕訳の摘要欄へ転記する項目へ備考を追加
(会計運用設定>仕訳設定>仕訳設定)
(仕訳データ)
申請書の決裁後、明細備考欄の記載内容が自動的に仕訳の摘要欄にセットされます。 - 手順③ 仕訳データを会計ソフトへ連携
補足情報