勤務体系の種別および残業項目の種別が「時間数」の場合の時刻入力について記載します。
勤務体系種別が時間数の場合
時間数の項目については「時刻」が定義されていない為、開始~終了に入力した時刻をもとに労働時間数を算出したうえで、残業時間数を算出します。
そのため、就業時間の算出範囲を指定するために残業申請の申請時の開始・終了時刻には、実際の出勤退出時刻の入力が必要です。
時間数の勤務体系例
下記のような勤務体系設定がされている場合には、 開始・終了時刻には、出勤退出時刻の入力が必要です。
●種別: 時間数
●就業時間: 00:00 ~ 08:00
●普通残業: <時間数> 08:00 ~ 24:00
●深夜残業: <時間帯> 22:00 ~ 29:00
※主な項目のみ記載(休憩は8時間以上の労働で1時間控除されるように設定)
【22時から24時まで残業した場合の残業申請入力例】
○開始・終了時刻:09時~24時 ⇒ 普通残業と深夜残業が正しく算出されます。
普通残業(時間数):14時間(休憩1時間控除済み)-8時間=6:00
深夜残業(時間帯):22時~24時=2:00
×開始・終了時刻:18時~24時 ⇒ 普通残業が正しく算出されません。
普通残業(時間数):算出されません(18時~24時=6時間、8時間を超過していない為)
深夜残業(時間帯):22時~24時=2:00
補足情報
関係する画面
・ 勤怠運用設定>勤務体系設定>勤務体系登録
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