会社指定日一斉付与の場合は入社月によって最低3つのパターンを作成し、一部ユーザーには手動付与が必要になります。
入社半年後に10日付与し、以降は毎年4/1に付与する場合を例に記載いたします。
◆付与例
1月入社 7月1日に10日、翌年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
2月入社 8月1日に10日、翌年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
3月入社 9月1日に10日、翌年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
4月入社 10月1日に10日、翌年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
5月入社 11月1日に10日、翌年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
6月入社 12月1日に10日、翌年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
7月入社 1月1日に10日、同年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
8月入社 2月1日に10日、同年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
9月入社 3月1日に10日、同年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
10月入社 4月1日に10日、翌年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
11月入社 5月1日に10日、翌年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
12月入社 6月1日に10日、翌年4月1日に11日、以降は毎年4月1日に付与
上記のように付与する場合は、3つの付与パターンが必要になります
◆パターン1(4/1~9/30入社)
- [勤怠運用設定] - [休暇設定] - [有休付与設定] を表示します。
- 新規追加ボタンをクリックします。
- 名称に「4/1~9/30入社」というように何月入社かが分かるような名称を入力し、その他の項目を設定します。
- 勤続1年会社指定日前の自動付与欄を「入社6ヶ月後に10日付与する」と設定します。
- 勤続年数による付与パターンを下記のような設定とします。
1年:6ヶ月後付与分の11日
2年:1年目付与分の12日
3年:2年目付与分の14日
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6年:6年目以降付与分の20日
◆パターン2(10月入社)
- [勤怠運用設定] - [休暇設定] - [有休付与設定] を表示します。
- 新規追加ボタンをクリックします。
- 名称に「10月入社」というように何月入社かが分かるような名称を入力し、その他の項目を設定します。
- 勤続年数による付与パターンを下記のような設定とします。
1年:6ヶ月後付与分の10日
2年:1年目付与分の11日
3年:2年目付与分の12日
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7年:7年目以降付与分の20日
◆パターン3(11/1~3/31入社)
- [勤怠運用設定] - [休暇設定] - [有休付与設定] を表示します。
- 新規追加ボタンをクリックします。
- 名称に「11/1~3/31入社」というように何月入社かが分かるような名称を入力し、その他の項目を設定します。
- 勤続年数による付与パターンを下記のような設定とします。
1年:6ヶ月後付与分の0日
2年:1年目付与分の11日
3年:2年目付与分の12日
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7年:7年目以降付与分の20日
◆ユーザー別設定で各パターンを設定します
- [勤怠運用設定] - [ユーザー別設定] - [ユーザー別設定照会] から CSVをダウンロードします。
- ダウンロードしたCSV内容を、ユーザー毎に有休付与パターンを指定し、編集します。
- [勤怠運用設定] - [ユーザー別設定] - [ユーザー別設定登録] から CSVをアップロードします。
◆新入社員入社時
「11/1~3/31入社」のユーザーのみ、1年目は手動で付与を行う必要がございますのでご注意ください
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