ワークフローマスタ管理は、ワークフローで作成したフォームとリストビューを利用し、独自のマスターを構築、管理することができるアプリケーションです。
作成したマスターは、申請書の申請時にマスター連携パーツにて参照することができます。
作成したマスターは、申請書の申請時にマスター連携パーツにて参照することができます。
ワークフローマスタ管理を利用するには、以下の設定が必要です。
1.従業員追加用のマスタ申請フォームを作成する
2.リストビューを作成する
3.ビューフォルダを作成する
4.マスタ登録を行う
<ワークフローマスタ登録画面にてCSV取込で登録する方法>
<ワークフローの申請で登録する方法>
5.登録したマスタをフォームへ設定する
設定結果:申請内容入力画面
ここでは従業員マスタの登録方法を例に挙げて解説します。
- ワークフロー>アプリ設定>フォーム設定を開きます。
- [新規作成]のボタンを押下します。
- 必要な情報(従業員ID,氏名 等)の入力パーツを登録します。
- ワークフロー>アプリ設定>ビューフォルダ設定を開きます。
- [+リストビュー作成]をクリックして[リストビュー作成]画面を開きます。
- [フォームで絞込み]で先に作成したフォームを選択します。
加えて必要な項目を選択後、[この条件でプレビュー] をクリックします。
- 検索結果の一覧が表示されます。
[表示項目の詳細設定へ進む]ボタンをクリックします。
- [リストビュー設定]画面が表示されます。
リストビューの名前や、表示順や幅などの細かい設定を行うことができます。
調整後[リストビュー保存]ボタンをクリックします。
- ワークフロー マスタ管理>アプリ設定>ビューフォルダ設定画面にて[新規作成]を押下します。
- フォルダ名を指定し、[リンクするリストビュー]にて先に作成したリストビューを選択します。
※第1プルダウン…リンクするリストビューがあるワークフローを選択
※第2プルダウン…関連付けるリストビューを選択
[キーフィールドの指定]にて追加、編集の基準(キー)となる項目を設定します。
※部門コード、従業員コード等
ワークフローのマスタ登録は、ワークフローマスタ管理でCSVで登録する方法と、経路を作成して申請する方法の2種類があります。
予め決まったデータをまとめて登録したい場合はCSVで登録、ユーザーが申請したデータからマスタが作成されるようにしたい場合は申請で登録、というように使い分けてください。
予め決まったデータをまとめて登録したい場合はCSVで登録、ユーザーが申請したデータからマスタが作成されるようにしたい場合は申請で登録、というように使い分けてください。
<ワークフローマスタ登録画面にてCSV取込で登録する方法>
ワークフローマスタ管理にてCSVダウンロードし加工をします。
[CSVダウンロード]を押下します。
押下すると「ファイル準備中」と表示されるため、[出力ファイル一覧]を押下します。
※ワークフロー>個人設定>出力ファイル一覧にて出力ファイルが確認可能です。ファイル名をクリックすることでダウンロードができます。
- 加工したCSVファイルを取り込みます。
[CSV一括登録]を押下します。
以下の画面が表示されるため、取り込むファイルを選択し取り込みをします。
※取込ファイルの1行目に見出しが設定されている場合には、「最初の一行を見出しデータとしてスキップする」へチェックを入れます。見出しが無い場合にはチェックが不要です。
[データチェック&インポート開始]を押下してインポートを実行します。
取り込みが完了すると以下のように表示されます。
[一覧に戻る]を押下することでワークフローマスタ管理のTOP画面に戻ります。
失敗する場合には、取込ファイルのフォーマットを確認し再取り込みを行ってください。
- ワークフロー>アプリ設定>経路設定にて[新規作成]を押下します。
- 「経路名」を入力し[経路設定]を押下します。
- 申請書類にて先に作成したフォームを選択し[経路登録]を押下します。
※申請経路を設ける場合は経路設定をします。
- 同経路選択し、アクセス設定にて「新規文書に表示する」へチェックを入れて保存します。
- 該当の申請書決裁することで登録情報がマスタへ蓄積されます。
- ワークフロー>アプリ設定>フォーム設定を開きます。
- マスタ連携パーツを追加したいフォームを開きます。
- パーツを追加してパーツ名を入力し、
「連携するマスター」にて先に作成したマスタを選択します。
- 「KEYフィールド」メインにてキーとなる項目を選択します。
- マスタより連携するフォームパーツを追加します。(ここでは従業員名とします)
※引用するデータに合わせてパーツ・タイプ等を選択してください。
- 先に作成したパーツを開き「データ配置」タブを開きます。
「マスターフィールド」の【氏名】行の「フォームパーツ」にて【従業員名】を選択します。
以上で連携が完了しました。
フォームにて従業員ID(主キー)を入力することで関連の枠にデータが自動入力されます。
- 従業員IDを入力し虫眼鏡マークをクリックします。
- 対象の従業員が検索されるため、従業員名をクリックします。
- 従業員IDに紐づく従業員名が自動で入力されます。
補足情報
ワークフローマスタ管理のアクセス権について
システム運用設定にて設定が行えます。
権限の内容は以下の通りです。
◇管理権限◇マスター管理の全ての設定・操作が可能な管理者権限です。
◇CSV権限◇
CSV操作を行う事ができる権限です。
◇登録権限◇
マスターデータを登録、編集、削除を行うことのできる権限です。
◇閲覧権限◇
基本となる権限です。
この権限の無いユーザーは、マスタ管理を閲覧することができません。
閲覧権限はすべての権限の下位権限であり、
他の権限をどれかひとつでも持っているユーザー様は、閲覧権限が付与されます。